乳がん日記

乳がんの診断を受けてからの記録

結果を聞きに…

2020年11月18日

ハラハラドキドキしながらも、どこかで楽観的だった私。

多分、先生は「良性のものでした。良かったねー」と言ってくれるとどこかで信じて、さほど乳がんのことも調べることもなく、病院へ。。

 

結果は、「あまり良くない結果だったんだよね」…

ただ、乳管の中にまだ留まっている「非浸潤がん」だから、ステージで言えばゼロステージ。

でも、それゆえにこれ以上広がったり、浸潤がんにならないように「右乳房全摘」だと。。

その後、乳房の再建の話とかもいろいろしてくれたのだけれど、あまりに予備知識がなかったため、頭に入らず。

それでも、翌週の予約までにセカンドオピニオン希望するのか、この病院で手術するなら再建をどうするのかなど考えてくるよう言われたのでした。

 

あまりにいろんなことが一気に入ってきて、しばし呆然。。

がん…でもゼロステージ…だけど、全摘…これは想定していなかった。

 

病院のスタバで、その後もしばらく呆然とし、旦那にメールしていたら、涙が出てきてしまい…

帰宅時の電車でも、道でも考えては涙が出そうになり…

 

この日から、ちょっとメンタル大丈夫か?って感じが続くことになりました…

マンモトーム生検

2020年11月6日

大学病院にマンモトーム生検を受けに。

一応、ここでもマンモグラフィーをしますということで、マンモを受け(今までで一番痛いマンモグラフィーだった!)、その後、マンモトーム生検へ。

穴の開いたベッドにうつ伏せになり、胸を下でマンモで挟んで、位置を特定して、その部分に少し太めの針をさして細胞をとるというものです。

 

なかなか位置が決まらず、結構時間がかかる…

 

ようやく位置が特定できたら、局部麻酔をするのですが、これがなんだか痛かった。

麻酔の針を差した場所が痛いのではなく、注入される液体が入っていくときにチクチクっと胸のいろんなところが痛むんです。。

麻酔が終わったら、ブスリと太めの針をさして、細胞をとったようです。

少し高めのベッドの下側に先生達が潜ってやっているので、なんだか大変そう。

私は、ずーっとうつ伏せで、時間がかかったので首がおかしくなりそうでした(笑)

 

出血が結構止まらないようで、テープをいっぱい止められて終了。

 

この後、1週間近く、結構この針を刺した部分が痛んだりで、なんだかとても憔悴しておりました。

 

結果は、11月18日と言われて、この間、ドキドキハラハラしながら待つのでした。

健康診断の結果

今日、入院をしました。明日が手術。。

ここまでの状況を遡ってみたいと思います。

 

2020年10月13日 検診の結果

去年まで一緒に働いていた方が膵臓癌で亡くなり、葬儀に行ってきた帰りにポストに健康診断の結果が入っていました。

もう何年も前から、健康診断ではマンモグラフィーとエコー両方を受けていますが、毎回マンモの結果が石灰化像有で「要経過観察」。

でも今年の結果は「E判定 要精密検査」…

 

娘のいる前で見てしまい、思わず「え!乳がんかも?!」と声に出してしまいました。

慌てて病院へ電話をし、診察予約をしました。

 

2020年10月19日 診察

予約した病院の乳腺外科は、ある大学病院から先生が曜日によって来ているようでした。

マンモの画像を見ながら、今までの石灰化像とは明らかに違う感じで、過去の画像と比較して見せてくれました。

エコーでは分かりにくいので、MRIを受けるように言われましたが、小児喘息が過去にあった話をしたら、病院の規定によりそのくらい軽い喘息でもMRIはNGということになり、大学病院の方で「マンモトーム生検」を受けましょうということになり、11月6日に予約を入れました。

良性の場合もあるからという話で、この時点では不安ながらもどこかで楽観的でもありました。

 

40代、乳がんになりました

2020年11月に乳がんの診断を受けました。

そして今月手術の予定です。

癌は2人に1人はなると言われていて、3年前に父が前立腺癌の手術を受けたこともあり、身近に感じてはいたものの…

患うとしても、まだ先の事だと、どこかで思っていました。

 

一生の中で貴重な体験でもあるので、ここに記録していきたいと思います。